西条 酒まつり

2015年 広島県東広島市西条で開催の酒祭りの旬な情報をお届け。酒まつりで飲める西条のお酒も紹介。




それ以降、広島のお酒は、灘の「男酒」に対して、広島の「女酒」と呼ばれるようになったのです。つまり「やさしい味わい」が広島のお酒の特徴になったのです。口当たりの柔らかい、濃醇で旨味に富んだ独特のまろやかなお酒・・・それが「広島のお酒」なのです。
明治40年、全国最初の清酒鑑評会で、広島の酒は灘・伏見の評価を大きく上回り、藤井酒造の「龍勢」が、最高賞を獲得しました。その後、大正15年までに行われた10回の鑑評会うち、広島の酒が1位を獲得すること7回と、銘醸地としての評価を確立していったのでした。

安芸津には、現在も広島杜氏組合が存在しています。また、三浦仙三郎氏の功績をたたえ、銅像も建てられています。余談ですが、銅像が建てられた当時は、当社(山陽一酒造)も酒造りをしていたため、寄付リストにも記載が残っています。