ふくよかで、キメの細かい酒 三浦氏は、明治20年代、軟水醸造法と呼ばれる醸造法を開発しました。この醸造法は、「麹をしっかりと育てる」ことで硬水に較べて発酵が進みにくい軟水でもよい酒を造ることが出来る画期的な技術でした。 軟水醸造法開発以降、広島の酒は、ふくよかでキメの細かい酒として生まれ変わりました。こうして広島酒はそれまでの日本酒にはなかった、当時、全く新しい味わいの酒として知られるようになったのです。 2014年9月20日 richdad