西条 酒まつり

2015年 広島県東広島市西条で開催の酒祭りの旬な情報をお届け。酒まつりで飲める西条のお酒も紹介。




江戸時代から、まず兵庫の灘で酒造りが栄えました。灘には「宮水」という質のいい「硬水」(硬度が6~8)が湧いていたためです。 対して広島の水は、県内ほとんどの井戸で硬度3~6の「軟水」でした。そのため、その当時の広島の酒は甘口で日持ちもよくない悪い評価の酒でした。 お酒造りに適さないそんな軟水の弱点を、逆に広島酒の個性にしてやろうと奮起したのが、安芸津の醸造家 三浦仙三郎氏(1847~1908)です。